お気に入り ~読書編~
最近、YOUTUBEで本棚紹介を見るのにハマってます。その人の好みとか趣味がそのまんま表れてるなぁとみていて面白いです。
私の本棚は晒せませんが、今まで読んだ本で良いなと思ったものをつらつら並べてみたいと思います!
■マカン・マラン
小さなカフェの店主・シャールと悩みを抱えたお客さんの、料理を通したお話集。
出てくる料理も飲み物も、全部めっちゃ美味しそう。食べてみたい…。
お話も、どこか共感できる悩みを抱えたお客さんたちばかりで、自分もシャールに励まされているかのような気分になります。
これ含めて4冊あるシリーズもの。
■しずかな日々
子供のころ、図書館の児童書コーナーにあってなんとなく読んだ本。
タイトル通り、特に大きな出来事が起きるわけでもないんだけど、主人公の少年とそのおじいさん、たまたま仲良くなった人気者の友人とのやり取りがじんわり心に沁みました。おじいさんの漬物、食べてみたい…。(食べ物ばっかり)
■きみの友達
学生時代の人間関係の、あの微妙な感じ、重松清さんに書かせたら右に出るものなしです。スクールカーストの厳しさ、はじかれないように顔色を窺ってしまう自分、友達への劣等感。
恵美ちゃんと由香ちゃんの話は特にぐっときます。堀田ちゃんにもめちゃくちゃ感情移入できる。
■レター教室
文豪の本は読みづらくて意味が分からない。そんな印象で全く名作を読んでこなかった学生時代、これは勧められて読んだ。
読みやすい上に、面白い。手紙の向こうにいる人間が、見える。
就職してからも時間がないと名作を読めていないので、もっと色々と読んでみます。
■天山の巫女ソニン
おそらく、昔の韓国をイメージした児童書ファンタジーシリーズ。
主人公のソニンがすごく素直で努力家で、応援したくなる。なぜか大学図書館に置いてあって、またまたなぜか手に取って読んでた。文体が易しめだけど、それがまたソニンの雰囲気に合っている気がする。
■パスタマシーンの幽霊
色々な恋だったり不思議な話だったりの短編集。
川上弘美さんの柔らかくて上品な砂糖菓子みたいな文章、大好きです。
■ブレイブストーリー
中一の時に読んでめちゃくちゃハマってた一冊。宮部みゆきといえばミステリー、というイメージがあるけれど、ファンタジーもわりと執筆されてる。宮部さんはゲーム好きというのもあってか、ほんとにファンタジーゲームのような設定。
だけど、子供たちの現実は親の不倫・離婚問題だったり、孤独を抱えてたり…となかなかヘビー。ただのファンタジーじゃなくって、不条理なこともたくさんあるけどそれに負けずに、腐らず生きていこうって成長していく少年たちの物語です。
カッツ、カッコイイ。アニメ映画より、先に本を読んでほしい!
他にもある気がするけど、これくらいで~おしまい。こう見ると学生時代に好きだった本がほとんどだな…
次はマンガで書いてみようかな!